あらすじ

　ここは熊野古道の大門坂、ボランティアで清掃活動をしていた子ども達は突然のタイムスリップにより平安時代に飛ばされる。

　子ども達は貴族雅盛と知り合い、またヤタガラスや、てんぐの助力を得て、もとの時代に帰るために努力する。途中妖怪ダルに襲われたりするが、幻の紫水晶を見つけることができ、熊野の神様の霊験により無事もとの時代の大門坂に帰ってくる。
　するとそこには、貴族雅盛との友情のしるしに植えた２本の杉が、巨大な大木となってそびえ立っていた。

　　　　　　　　　(原作)　熊野古道物語第１章　by TOMOYA